映画と、カレーと。 
2018/01/12 Fri. 20:45 [edit]

”海街diary” <うみまちダイヤリー>
小津映画のようなの匂いがする、、、なんてレビューに引かれて観たのだが、”カレーのシーン(映像)”に魅かれた。
とりわけ美味しくもないのだけれど、忘れたくない味。
ちくわカレー。せつないビジュアルとちくわの香りがこの映画の縦線を紡ぐ家族の記憶に引っかかっていて、、、
映画の小道具としてはかなり秀逸である。
早速、拙も、ちくわカレーに挑戦してみた。

通常、玉ねぎなどをしっかり炒める儀式がカレーレシピの王道とされるが、今回は必要なし、で、良いと思う。
というのは、主役がエビやイカ、豚肉であれ鶏肉であれ、茄子であれ、それはナマの”素材”だが、ちくわはそれ自体が食材である。
つまり旨味も塩分もしっかり内包しているので、そのまま作ればかなり”塩っぱいカレー”になってしまう。
そこで拙レシピとして、、、
1 玉ねぎ、人参、ジャガイモ、ちくわ、、、好みの野菜&ちくわを食べやすい大きさに切り分け鍋に入れる。
2 ひたひたよりやや多めの水を入れ点火!
3 野菜が柔らかくなるまで煮込む。
ここがポイント!
※ちくわから出る出汁で野菜にも味を含ませる。
4 市販のルーは通常より少なめで仕上げる。 完成!

これもひとつの”シーフードカレー”、、、、
それもまたこの映画ではチョットした意味を持つ、、、
お昼ご飯に良いカレー。
素敵な映画、
海街diary.
美味!
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category: カレー
紅芯大根 in curry ♪ 
2016/01/10 Sun. 09:41 [edit]

サラダばかりでなく何でもOKの紅芯大根。
なにやら”サイケな極彩カリー”の出来上がり!
繰り返しになるが紅芯大根はクセが少ない。
それに引き替え普通の大根は、屁クサイ、、、”チガウっ!ボクが言ったんじゃなく、
京都のベテランの典座さんがテレビでおっしゃってたのだ!
※典座(てんぞ)とは禅宗用語で食事担当の役僧(もちろん重要な役職)
典座さんいわく、『大根はHE-KUSAIから一回ゆがいて、クセを取らんと上品に仕上がりまへんのや、、、』
まあ、おっしゃる意味も分らないではナイ(二重否定は肯定)。
ともかく紅芯大根には”それ”がない。
だから気楽に扱えるのだ。
カレーに大根はもはやヘルシー界では市民権を得ているが、野暮ったい仕上がりになってしまうこともシバシバ。
その点、紅芯大根はそーゆーマイナス面をカバーできる。
もちろん煮ものにしたってOK!
但し、長い時間煮込んでいるとピンクの色素が染み出てきて汁が色づいてくるので、そうしたくない場合は薄めに切って
仕上げに放り込んで煮えたら出来上がり!ぐらいの使用レシピが向いている。
写真はタイカレー!
浅い土鍋にカレーペースト、水、牛肉、を入れ、グツグツ煮込んで、ナンプラーで味を調え、
ゴハンと紅芯大根、茹でエビを加え、さらに5分ほど煮込む。完成!

若干歯ごたえの残る紅芯大根が美味!辛いカレーの合間にピッタリの食感!
美味!
category: カレー
鶏ガラカレー♪ 
2015/09/12 Sat. 08:59 [edit]

いわばラーメンスープの二次活用で学生時代から重宝している貧乏レシピだが、
“節約”そのものが主眼ではない。永年かけて進化しつづけている、、、
ひとくちに鶏ガラと言っても冠に比内だの薩摩だの付くとそれなりに値段も跳ね上がる代わりに味のほうも
グンと上昇する。とは言えカレー目的の場合はあまり影響はないので普通の鶏ガラで可。
ザッと熱湯をかけ回し、汚れや残っている内臓などを取り除き、大きめの鍋にくず野菜と一緒に放り込んだら
水を張って火にかける。必須の野菜はニンニク、長ネギ、生姜。あれば足したほうがおいしくなるものに人参、
玉ねぎ、キャベツの芯。あとは好みでなんでも可。野菜ではないがリンゴはラーメンにもカレーにもgoodだし、
昆布や煮干し、スルメも味に深みがでてよい。
ラーメン用は基本的に沸騰寸前に火を弱めたあとはグツグツさせずアクを取りながらコトコト煮込んで美味しいスープを抽出する。この段階でラーメンや中華スープとして楽しんだ後、水を加えて再び火にかける。
今度は強火でガンガン、スープが白濁し鶏ガラがボロボロになるまで煮込む。
そこまできたら火を止め常温まで冷ます。
鶏ガラを取り出しフォークや手を使って食べられる肉や軟骨部分を集めておく。骨は廃棄。
鍋の中身はくず野菜ごとミキサーにかける。
ここまでが下ごしらえであとは個人のカレーレシピでOK!
写真の鶏ガラ豆カレーの場合は、、、
ポタージュ状になったガラスープと集めた肉片を鍋に戻し、市販のカレールウを加えて軽く煮込む。
あとは豆の缶詰を水気を切って加えるだけ。カレーと馴染めばOK!
さらに煮込み続ける必要はないのでここでフィニッシュ!
トッピングにヤングなコーンとアスパラを配置。
完成!
美味!!!!!!

くず野菜ごとポタージュにしたガラスープを
カレーベースにするというのが主眼なので、鶏ガラの出し殻はそのまま廃棄し、
新しい鶏肉を加えてつくっても可。
むしろその方がコクがプラスされて美味さもアップ!
category: カレー
豆腐カツのせヘルシーカレー♪ 
2015/09/02 Wed. 09:28 [edit]

カレーの具材は人参、玉ねぎ、コールスローのみ。
市販のルウを使ったが、カレー粉などで手作りすれば一層ヘルシー!
いわゆる”カット野菜”として売られている袋入りの千切りキャベツなどは便利だが意外とハンパに残して
ダメにしてしまうことが多い。そんな時はそのまま、カレーに加えてしまうといい。
わかりやすいように写真ではフィニッシュにひとつかみ加えた。白い線のように見えるのがそれである。
ただ煮込んでいるうちにほとんど溶けてしまい違和感はない。
かえって野菜の甘みとトロミが加わる事になるのででカレーがマイルドになって非常によろすい。
人参と玉ねぎはみじん切りにしてよく炒め、水とコールスロー(キャベツの千切り)を加えコトコト煮込む。
全体がトロっとしてきたら好みのカレールウを加え混ぜながらサッと煮込んで完成!
豆腐カツは木綿豆腐に重しをして背丈が3分の2ほど縮めばOK!
水気を拭き取り、小麦粉、水溶き小麦粉(天ぷら衣)、パン粉の順にまとわせ油で揚げる。
トッピングにアボカドなんかがよく合う。
全体に軽めのカツカレーの完成!

美味!!!
category: カレー
フィッシュスープでシーフードカレー♪ 
2015/01/26 Mon. 07:36 [edit]

魚の出汁も洋風レシピで色々応用が効く。
鯛のアラで取ったスープベースはニンニク、玉ねぎをオリーブオイルで炒め
トマト缶で煮つめたものと合わせているのでコクがあって旨味も濃い。
鯛は予めグリルしてから煮出すので魚臭くなることはない。
コツと言えばそこがコツ。
カレーの具材はカジキのグリルとゆでたアスパラ。

写真のうち、アスパラ以外はスープベースの材料。
ジャガイモ、舞茸、ニンニク、焼いた鯛のアラ、玉ねぎ。

ニンニクと玉ねぎをよく炒め、、、

トマト缶を加え煮つめたものを

鯛のアラ、ジャガイモ、舞茸が煮込まれている鍋の中へ投入。
20分ほどグツグツしたら鯛のアラは取り出し、少し冷ましてからミキサーにかける。
※一度しっかり焼いているのでアラがバラバラになって骨が散乱することはない。
わざとやらなければだけど。
新しい鍋にドロドロのフィッシュスープをベースにカレー粉、好みのスパイスを投じ、
塩、酒、ナンプラー等で調味。
フライパンで焼きつけたカジキを加えて馴染ませ、仕上げにゆでたアスパラを放り込んで完成!

ジャガイモの変わりに豆類を使ってもOK!
美味!!!!!
category: カレー